圧着加工

ハーネス, 電線

圧着加工

あっちゃくかこう

ワイヤーハーネスやケーブルにおいて、圧着加工とは 被覆(絶縁体)を剥いた電線と金属の端子の接続部分に専用の工具や機械で強い圧力をかけて押しつぶすことで結合させる加工方法のことです。圧着加工はワイヤーハーネスで最も多い加工方法で、信頼性が高く、作業スピードが早く、大量生産に向いており、標準化がしやすいのが特徴です。
ロケット・飛行機・自動車・鉄道など、振動や温度変化のある環境でも安定した結合状態を保てる為、ワイヤーハーネス製造の核心技術となっています。


圧着加工の目的

圧着加工の目的は、単に「電線と端子をつなぐ」ことだけではなく、「過酷な環境でも電気が流れ続け、抜けず、サビず、かつ安価に大量に作る」という複合的な課題を解決することにあります。

  • 確実な電気的接続:低抵抗で安定した電気伝導を確保する
  • 高い機械的強度の確保:抜けや緩みが起きないように固定する
  • 効率化:ハンダ作業より高速で自動化が可能
  • 品質の安定:圧着は機械の設定が正しければ、誰が作業しても(あるいは全自動機でも)一定の品質を保ちやすい。


  • 圧着加工の仕組み

    • 電線の被覆を剥く
    • 端子に導体を差し込む
    • 圧着工具で端子を圧力で潰す(かしめる)
    • 導体と端子が密着し、電気的・機械的接続が完成

    • ワイヤーハーネスの圧着不良の代表例とその対策

      ワイヤーハーネスの圧着不良は"ナックコーポレーションのハーネス検査器"であれば対策可能です。



      圧着高さ不良(高すぎ / 低すぎ)
      • 症状:芯線をつかむ力が弱い、または強すぎて潰れている
      • 原因:圧着金型の摩耗、設定高さミス、端子ロット違い
      • 影響:接触不良、発熱、断線リスク

      圧着加工ミスによる接触不良は、ナックコーポレーションの瞬間断線試験機能を使用すれば検知可能な可能性が高いです。

      圧着高さ不良により端子形状が変形している場合、コネクタを嵌合させ外部から機械的ストレス(衝撃・振動・ひっぱり・旋回)を加えた際に、
      電気的接触が一瞬途切れる現象が発生します。これを瞬間断線と呼んでいます。
      この瞬間断線現象を細かく検知できる技術を有しているのは、ナックコーポレーションの瞬間断線機能だけです。
      ナックコーポレーションの瞬間断線機能は、0.1μsec(1000万分の1秒)の断線も検知し、日本をはじめ世界中のコネクタメーカーで採用されています。



      芯線のはみ出し(スプレッド)
      • 症状:芯線が翼から飛び出している
      • 原因:ストリップ長さ不適切、端子セット位置ずれ
      • 影響:短絡、接続不良、組立時に引っ掛かり

      圧着加工ミスによる芯線のはみ出しは、ナックコーポレーションの耐圧試験機能を使用すれば検知可能な可能性が高いです。

      圧着不良による芯線のはみ出しの場合、耐圧試験を行う事で隣接コンタクトへの放電現象が発生し得ます。
      この放電現象を細かく検知できる技術を有しているのは、ナックコーポレーションの耐圧試験機能だけです。
      ナックコーポレーションの耐圧試験機能は、76μsecの高速サンプルで監視し放電現象を見逃しません。
      日本をはじめ世界中のメーカー及びハーネス加工会社様に信頼され採用されています。



      芯線かみ込み不足(オープンクリンプ)
      • 症状:芯線に圧着翼が届いていない
      • 原因:線径と端子のミスマッチ、位置決め不良
      • 影響:通電不良、引張強度不足

      圧着加工ミスによる芯線かみ込み不足(オープンクリンプ)は、ナックコーポレーションの瞬間断線試験機能を使用すれば検知可能な可能性が高いです。

      芯線かみ込み不足(オープンクリンプ)は、コネクタを嵌合させ外部から機械的ストレス(衝撃・振動・ひっぱり・旋回)を加えた際に、
      電気的接触が一瞬途切れる現象が発生します。これを瞬間断線と呼んでいます。
      この瞬間断線現象を細かく検知できる技術を有しているのは、ナックコーポレーションの瞬間断線機能だけです。
      ナックコーポレーションの瞬間断線機能は、0.1μsec(1000万分の1秒)の断線も検知し、日本をはじめ世界中のコネクタメーカーで採用されています。



      銅線のカット(過剰圧着)
      • 症状:芯線が切れて本数が減る
      • 原因:圧着力が強すぎ、金型不良
      • 影響:電流容量不足、断線リスク


      絶縁被覆かみ込み(絶縁不良)
      • 症状:絶縁翼に芯線が入り込んでいる、または逆に被覆が芯線側へ侵入
      • 原因:ストリップ長不良、位置ずれ
      • 影響:引張強度低下、振動で抜けやすい


      バレルの変形・つぶれ
      • 症状:端子のカール形状が歪んでいる
      • 原因:金型摩耗、端子供給不良
      • 影響:コネクタ挿入不良、接触性能低下

      圧着加工ミスによるバレルの変形・つぶれは、ナックコーポレーションの瞬間断線試験機能を使用すれば検知可能な可能性が高いです。

      バレルの変形・つぶれ場は、コネクタを嵌合させ外部から機械的ストレス(衝撃・振動・ひっぱり・旋回)を加えた際に、
      電気的接触が一瞬途切れる現象が発生します。これを瞬間断線と呼んでいます。
      この瞬間断線現象を細かく検知できる技術を有しているのは、ナックコーポレーションの瞬間断線機能だけです。
      ナックコーポレーションの瞬間断線機能は、0.1μsec(1000万分の1秒)の断線も検知し、日本をはじめ世界中のコネクタメーカーで採用されています。



      毛羽立ち(芯線のほつれ)
      • 症状:ストリップ時に電線がバラバラになっている
      • 原因:刃物摩耗、ストリップ設定ミス
      • 影響:圧着不良、短絡リスク


      はんだ上げ・油分・汚れ
      • 症状:銅線に油分やはんだが残って圧着が弱い
      • 原因:前工程の不備、部材管理不良
      • 影響:接触抵抗増大、長期信頼性低下


      ワイヤーハーネスの電線加工方法は大きく分けて3つございます。

      ワイヤーハーネスの要求仕様やコネクタ・端子の仕様に従い加工方法を決定します。

      • 圧着加工
      • 圧接加工
      • 半田加工