空端子・片端バラ線への高電圧印加設定方法

ハーネス検査ソフトウェア

空端子のあるワイヤーハーネス、片端バラ線に対して耐圧試験、絶縁試験を実施することができます。データ編集画面にて設定いただくことで簡単に検査を行うことができます。是非お試しください。

本動画はナックコーポレーション ハーネス検査用ソフトウェアWireExpress Hi-Potの操作説明動画です。

空端子のあるワイヤーハーネス、片端バラ線に対して耐圧試験、絶縁試験を実施することができます。
データ編集画面にて設定いただくことで簡単に検査を行うことができます。是非お試しください。

 

動画テキスト 空端子のあるワイヤーハーネス・片端バラ線に高電圧印加を行う方法

WireExpress Hi-pot で簡単に空端子高電圧印加が可能

本動画ではWireExpress Hi-Potにおける空端子高電圧印加についてご説明させていただきます。
データ編集画面にて設定いただくことで、
コネクタの空端子や、片端バラ線の高電圧検査を実施することができます。
今回はこのような空端子のあるケーブルを検査してみます。



サンプリングで作成したデータを編集する

まず被検査物のサンプリングを実施します。
品名を入力し、開始を押してください。回路が読み込まれました。
回路を確認し、宜しければ登録を押してください。
検査データが保存されました。

次に、データ管理にて、高電圧を印加したい空端子部分の情報を追加していきます。
作成した検査データを選択してください。
今回は付箋表に合わせ、23~25、87~89ピンに高電圧を印加するように設定します。
行をクリックで選択し、下部のカーソルにピン番号を入力します。
Fromにピン番号、Toは空欄にしてエンターで進みます。
エンターで全ての項目を登録すると、データに内容が登録されます。
抵抗値や端子番号はご要望に合わせて変更いただけます。
これで空端子部分の設定が完了しました。



検査で実際に空きピン印加を行う

実際に検査画面で確認してみます。
検査データを開き、開始をクリックします。
今回は耐圧試験の実施を設定しています。
漏れ電流値が表示され、設定されたピンに印加が行われていることがわかります。
同様に絶縁試験を実施することも可能です。
配線表示でも、Fromのみが登録されていることが確認できます。
このように、WireExpressHi-Potでは空端子のある被検査物の高電圧検査を簡単に行うことができます。
本動画での説明は以上です。